都市と他の地域: マドレーヌ諸島

マドレーヌ諸島

スタジオのアーティストたちとの出会い、ケープ・オールライトでダイビング、300種類の鳥たちを観察、フレーバーズ・サーキットでサイクリングと食事

ケベック州のアカディア地方に属し12の島々から成る群島、マドレーヌ島を訪れる前に、フランス語のフレーズをいくつか習っておくと良いでしょう。地元の多くの人々は英語も話しますが、フランス語を第一言語とする島の住人(マドリノ)は、フランス語を話そうという努力を歓迎してくれます。話しているうちに、島の人々だけが知っている美味しいものを教えてくれるかも知れません。たとえば、「島の地ビールにぴったりなのは、昔ながらのニシンの燻製である」など。漁業と農業が島の主要産業です。新鮮なエビ、帆立貝、カニ、サバがこの地域のメニューでは定番となっています。新鮮な島の農場のめぐみ、たとえば生乳のチーズ、ベリー類、芳香油などは、島の上質な地場産品の証として築き上げてきた「le Bon goût frais des Îles(島の新鮮な風味)」のブランドを冠したラベルを付けて出荷されます。

風と海がマドレーヌ島の生活を形作っています。ベランス・ファティマ島、アーブル・オ・メゾン島、グロス島にガイド付きでカヤック航海の冒険に出かけてみましょう。これらの島々では、風と波が赤い砂岩の崖を削り、漏斗やタワー、コーベルのような奇岩を形作っています。ここで、白い砂丘が絶えず移動する浜辺を横目に見ながら泳いだり、ウィンドサーフィンを楽しんだり、カヤックで波乗りをすることもできます。海中に繁茂するさまざまな植物の合間を縫ってダイビング、あるいはブリオン島でアザラシに混じってシュノーケルで海を探索してみるのもおすすめです。冬になれば、サンゴ礁に囲まれた海が凍結し、その上に吹く強い風に乗ってカイトサーフィンに興じるサーファーが見られます。雪靴を履いてビュット・デュ・ヴァン(「風の丘」)に出かけたり、薪のストーブで暖を取るモンゴル・スタイルのユルト(円形移動テント)でウィンターキャンプを張ってみたりしてはいかがでしょう。

この遠く離れた、絶えず風の吹く群島の美しさにインスピレーションを受け、多くの音楽家、芸術家、作家、詩人などがこの島々に移り住みました。地元の芸術家たちは冬の間は創作に励み、春の訪れとともに、自らが鮮やかに彩色を施した家屋やスタジオのドアを開け放ちます。いろいろ見学しながら、手作りの宝飾品や吹きガラス細工、水彩画やろうけつ染めなどの購入、創作体験をすることもできます。

風、カイト、ホワイトコート

ケベック州

マドレーヌ島は、ケベック州セント・ローレンス湾の中央部に位置する群島です。

マドレーヌ島の天気

  • ヘリコプターでの氷盤見学パッケージツアーで、生まれて間もないタテゴトアザラシや白い毛皮をまとったアザラシの子ども(ホワイトコート)を観察。
  • 島の海洋博物館でマドレーヌ諸島の漁業、アザラシ狩り、海難事故などの歴史について学んでみよう。
  • 島の水族館のタッチプールで、イソギンチャクに触れる。
  • 20世紀への変わり目を今に伝える島の名所、ラ・メゾン・デヴァ・アン(エヴァ・アンの家)はかつて一時的に病院として利用されていたが、現在ではホテルとして朝食付き宿泊サービスを提供。
  • ニシンの燻製、生乳のピエ・ドゥ・ヴァン・チーズ、職人のワイン、ホームメードのチョコレートなど、グルメのためのご当地名産品をぜひ味わってみよう。
  • レ・パ・ペルデューでコンサートやアートの展示会を鑑賞したら、アーティストや気さくなマドリノ(島の住人)たちと会話を楽しんでみよう。
  • アーブル・オ・メゾン島では、昔ながらのニシンの燻製工場、ル・ヒュモワール・ダンタンが現在でも操業を続けており、優れた職人の技を見学できる。
  • ファティマ、エタン・デュ・ノール、アメール、バッサンといった西側の島の町を訪ねて、カイトスキーや、冬の観光ツアーを楽しんでみよう。
  • オールド・ハリーの崖、海の洞窟や海鳥を眺めるため、ガイドとともにサーフカヤックで海を渡ろう。
  • マドレーヌ島のうち、6つの島は砂州でつながっている。
  • マドレーヌ島の固有のアザラシには4種類あり、アザラシ資料館で詳しく知ることができる。
  • マドレーヌ島鳥類学クラブでは、年に25回から30回のバードウォッチングのイベントを実施。
  • マドレーヌ島では絶えず風が吹いている(年間を通じて風速5~11メートル)ため、アクロバット・カイトの練習や研究には絶好のスポット。