オンタリオ州の絵のような美しさを湛えるマスコーカ地方に行けば、同じような気持ちで訪れた多くの人々と出会うことでしょう。
コテージや、湖畔のリゾート施設、高級な別荘などが夏を迎えるといっせいにオープンし、一帯は人で溢れます。歴史あるハンツビルの街では、ブティックやアンティーク・ショップの立ち並ぶ通りを散策し、トム・トムソンとグループ・オブ・セブンのアートが人目を引く壁画を鑑賞する楽しみがあります。パティオのある湖畔のパブやリゾート・ビストロでディナーを楽しみ、一日を締めくくるのもよいでしょう。
ビーチチェアでのんびり小説を読んだり景色を眺めたりしながら過ごす休日も良いものですが、マスコーカ地方の探訪もおすすめです。
カナダの著名なユーモリスト、スティーヴン・リーコックが最も充実した時期を過ごした、オールド・ブルワリー・ベイのリーコック美術館を訪れるのも一興です。マーターズ・シュライン(聖殉教者教会)を訪れれば、350年前に先住民に信仰を伝えた8人のイエズス会の聖職者を記念して建てられた、双子の尖塔を持つ教会建築、聖人像、見事に整備された敷地などを見学することができます。
多様な自然環境に恵まれたアルゴンキン州立公園では、バックパックの徒歩旅行や自然博物館巡りから、スキー、犬ぞり、ウィンターキャンプなど、多彩なアクティビティが楽しめます。また、ミッドランドのワイ・マーシュ・ワイルドライフ・センターの優雅なナキハクチョウの営巣地を観察することもできます。コリンウッドのシーニック・ケーブでは、樹上はるか上を滑空し、古代の氷河によって形成された洞穴の奥深くへと進むジップ・ケーブルが呼び物となっています。ヒューロニアでは、景観に秀でたワイ・リバーに面した「ワイルドファイア野外教育センター」の防寒設備の整ったロッジに宿泊し、自然を探訪してみてはいかがでしょうか。自然の美しさに抱かれて、都会の快適さ維持するという贅沢が味わえます。

