トロントのCNタワーで迎える日没は素晴らしく、カナダの象徴と言えるタワーが国家の栄誉を称えるように、カナダの国旗色である赤と白でライトアップされて輝きます。世界でも最も高い建物のひとつですが、秒速6.7メートルの高速エレベーターに乗り、58秒ほどで一気に最上部の展望台まで到達します。360度のシティービューを誇る一流レストランでは、地元マーケットの新鮮な食材を使った料理と9,000本を貯蔵する「天空のワインセラー」の上質なナイアガラ・ワインをご賞味ください。
明確なビジョンを描いた建築家フランク・ゲーリーがデザインを手がけ、装いを一新したアートギャラリー・オブ・オンタリオ(AGO)を訪れてみてはいかがでしょう。カナダを代表する画家集団「グループ・オブ・セブン」の作品群と、著名な実業家ケン・トムソン氏が寄贈した2,000点に上るコレクションを堪能することができます。また、10,000足の靴を展示した「バータ靴博物館」を訪れれば足取りも弾んでくることでしょう。ここでは、マリリン・モンローの赤いパンプスやエルトン・ジョンが1973年頃履いていたシルバーの上げ底ブーツなどをご覧いただけます。歩行者天国となっているディスティラリー地区には、北米でも最も保存状態の良いビクトリア時代の産業建築物が40余りあります。現在ではブティック、ギャラリー、シアター、カフェとして活用されており、アートと文化的活動が彩っています。
トロントならではの岸辺、遊歩道、公園、そして行きかう人々の情景に触れるなら、市の人気スポットとなっている湖畔の一帯、トロント・ビーチに足を向けてみましょう。湖岸の街を散策すれば、カフェや流行のレストラン、パブが歩道に沿って立ち並び、自由な生き方を送るアーティストから投資家まで、さまざまな人々と交流できます。夏には、ウッドバイン・ビーチ、キュー・ビーチ、バーミー・ビーチなどのオンタリオ湖の砂浜で水泳やボートが楽しめます。冬には、キュー・ガーデンでスケートをしたり、遊歩道を散策して見事に凍結してきらめく湖岸を眺めたり、ビストロでくつろぎ、冷えた体をホット・トディで温めてみてはいかがでしょう。

