クジラの目をじっと見てみましょう。ツンドラに咲く紫色の野生の花々の隙間からシロクマが後ろ足で立ち上がると、驚いて心臓の鼓動が早くなります。カヤックに乗っていると、群で行進するカリブーの姿が。そしてオオカミの遠吠えが聞こえてきます。空を飛ぶケワタガモとツルを双眼鏡越しに追いかけます。一日冒険したら、真夜中の太陽の元で眠りにつきます。
マニトバ州チャーチルの野生の世界へようこそ。水上飛行機でここまでやってきました。ここでゾディアック号に乗り換えです。まもなく深い透明な北極の水中に真っ白なベルーガの姿が現れます。水面に近づいてくると、かすれた、あえぐような声が聞こえます。素早くドライスーツに着替え、マスクとシュノーケルを身に付けて、ベルーガのいる水の中に入ります。ベルーガと見つめ合えば、興奮度満点。ベルーガが仲間同士でおしゃべりをすると、カチッ、ブー、ヒューッという音のシンフォニーが水中にこだまします。まるでほほ笑み合っているようです。
陸上では、シロクマが子グマを連れてエサを探しています。クマは、ロッジの安全な展望タワーから観察しましょう。経験豊かなガイドが、ツンドラ地帯へ釣りとハイキングに連れて行ってくれます。ホッキョクギツネとカリブーに会えるかもしれません。いつも注意深くしていましょう。
地元の魚(あなたが釣ったばかりかも?)を使った手料理か、柔らかいムースのシチューが一日の締めくくりです。食後のエンターテインメントにはテレビのことは忘れて、夜空で緑と赤に輝くオーロラを堪能しましょう。

