1497年、ヘンリー7世の命により探検家ジョン・カボットが現在のカナダ北部へ航海して以来、歴代の王たちが富を求めて北西航路の発見に挑んできました。マーティン・フロビシャーが1576年に海図に記したフロビシャー湾を目指して、極地探検に出発してみませんか。19世紀のミステリーと呼ばれている、1845年、サー・ジョン・フランクリン率いる2隻の船と乗員129名全員が氷雪に消えた悲劇の航海の謎解きに挑戦してみるのも良いでしょう。
謎や危険とともに、世界最後の原生地域ならではの、手つかずの美しい自然がここにはあります。ユーコン準州、ノースウエスト準州、ヌナブト準州からなる北部カナダは、シロオオカミやシロクマ、巨漢のセイウチや体長18メートルにも及ぶ巨大なホッキョククジラが生息しています。上空からは、世界最大規模のカリブーの大移動や、トゥーレの遺跡発掘地域、広大な野生生物保護地区、それにツンドラ地帯で道標の役割を果たした石像「イヌクシュク」を目にすることができます。夏は白夜の太陽の下で、ゴルフ、釣り、野外音楽祭のダンスをお楽しみください。
19世紀末のクロンダイク・ゴールドラッシュで、一攫千金を夢見る人々が次々とユーコン準州に移住してきました。1991年にはノースウエスト準州でアイスホワイトダイヤモンドが発見され、このブームをきっかけに、州都イエローナイフは都市として発展していくことになります。またフロビシャー湾の北端に接するヌナブト準州の州都イカルイトにも、イヌイット族の貴重なアートを愛する人々が世界中から集まってきています。ぜひ、ご自身の目で確かめてみてください。

